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2012年03月15日

3.11虹のひろば



3月11日に、エルガーラ・パサージュ広場で『こころのリレー 3.11虹のひろば』が行われました。写真洗浄を福岡で主催した福岡被災地前進支援さんの被災地支援イベントです。

この日は祖母の米寿のお誕生日で、久留米でお食事会でした。一旦帰宅して福岡に出て来たので会場に到着したのは18時すぎ。ほとんどのイベントが終わってしまっていました。

でも、一番最後のキャンドルリレーには参加できたので、少しは関われた実感があったかな・・・。
19時頃、イベント会場にいるみなさんにキャンドルが配られました。まずは、代表の大神さんのキャンドルに火が灯され、それを近くの人のキャンドルに灯します。必ず、1人の人が1人につなげるというルールで、また隣の人へと灯りをつなげていきます。
私はひとりでの参加だったので、初めてお会いする方から火を受け取り、また、初めての方のキャンドルに受け継ぎます。
一番最後に南三陸町から来られた方のキャンドルに灯がともされ全員につながりました。

そして、つながったキャンドルの灯りをしっかり胸に刻み込んで、合図のもと火を皆で一斉に吹き消します。
灯を消したからと言って終わったわけではありません。遠く離れた被災地復興の希望の灯りは、しっかりと胸に閉じ込めました。

このイベントの副リーダーの冷川さんが、社長の同級生というご縁でお誘いがあり、写真洗浄に参加したのが、福岡前進支援さんを知るきっかになりました。代表の大神 弘太朗さんにはこの日初めてお会いしました。ご挨拶できて良かったです。
ちょうど週末にかけて気温が低くなり寒かった日。スタッフの皆様も長い時間お疲れさまでした。

遅くなりましたが、ご報告でした。
支援の輪が更に大きく広がりますように。  


Posted by つこ at 23:26Comments(2)ボランティア

2012年01月23日

写真洗浄ボランティア


福岡被災地前進支援さんが主催する写真洗浄ボランティアに参加しました。(写真はプライバシー保護の観点から、本人たち以外は判別できないだろう、という程度に縮小しています)

今まで、義援金を(少し)寄付したことはありますが、具体的な活動に参加したことはありませんでした。
福岡にいると出来ることも限られ、機会も少ないなか、facebookから写真洗浄ボランティアのお誘いを受けました。
実際に身体を動かして私に出来ることがあれば、と思い参加することにしました。


宮城県仙台市若林区の写真を担当しました。


上の写真が震災前、下が震災後の上空写真。2枚ともカラー写真ですが、震災後の写真は土砂をかぶりセピア色の景色に変わっています。


班ごとに担当のスタッフがついて洗浄の仕方をおしえてくれます。
基本的に汚れてもいい服装で行きますが、エプロン、ゴム手袋、マスクは支給されました。思ったほど、服は汚れませんでした。


まず、裏の泥をキッチンペーパーでふき取ります。


そして、歯ブラシや綿棒、刷毛、割り箸、キッチンペーパーなどを使い、丁寧に泥を除去していきます。
完全にインクが滲んで復元不可能なものから、泥を除去すれば顔が判別できるようになるものもあり、アルバムごと、ページごとに状態が違います。

ここまでかな、というところまで作業しますが、1枚1時間以上かかる場合もあります。
顔が判別できなかったり、修復不可能というものは、供養にまわされるそうです。


心を込めて丁寧に洗浄させてもらいました。

とても根気がいる作業です。
割り箸の先で1mmほどの泥をこすり落とすのですが、そっとしないと下のインクがはげてしまいます。
優しく、丁寧に、なぜこの作業をしているのか、考えながら進めて行きます。
細かい作業が苦手な方もおられるでしょうが、一番大切なのは優しさかもしれません。

もともと、赤ちゃんを亡くした母親がせめて写真をと探し始めたことが(これも胸が締め付けられる話)、このボランティアの始まりだそうです。
私が担当したのは、10年ほど前のものと思われる、家族や親せきの集まりが多く写ったアルバム。
もし、この写真が持ち主の元に帰ることが出来たなら、被災地で不自由な思いをしている人の心を少しでも和ませることができるでしょうか?

初めて泥だらけのアルバム見たときは衝撃的でした。
当たり前と信じて疑わなかった日々の営みがある日突然、泥の中に埋もれてしまったのです。
人生の重みが渦となって押し寄せてきて、涙が出てきました。

震災が起こらなければ関わることのなかったこの家族。
私との人生の関わりが、このようなかたちとは悲しすぎます・・・。

今回届けられたアルバムのなかには、亡くなった可能性のある人もいます。
私が担当した写真は、持ち主のもとに帰るのだろうか?
誰かを少しでも笑顔にすることができるだろうか?
私のしていることは、ひょっとするとエゴではないのか?
自問自答しながら作業を進めて行きました。

泥だらけのアルバムが語るものは大きかったです。
それは、福岡にいながらにして、被災地の状況を肌で感じることが出来る貴重な体験でした。

残念ながら午後から会社で作業があったため、午前中のみの参加でした。
またこのような機会があれば参加させてもらおうと思います。

写真洗浄に特別な技術はいりません。「気持ち」が大切です。
しかし、自分が洗浄した写真が持ち主のもとへ帰り、喜んでもらえる保証はありません。

ただ、震災を肌で感じることが出来る貴重な機会ですし、それはとても意義のあることです。
この支援の目的はそこにもある、ということを、このイベントに呼びかけてくださった冷川さんにも言われました。
このような体験が出来るきっかけを与えてくれた冷川さんに感謝です。

冒頭にも書きましたが、福岡でできる支援は限られます。
今まで気になっていたけどきっかけや機会がなかった方、寄付金の支援ではなく、実際に身体を動かす方が性にあってるという方など、一度参加してみたいと思う方は、こちらのサイトを定期的にチェックしてみてください。
福岡被災地前進支援

私も、ブログなどを通じて情報を発信できたらと思います。



  


Posted by つこ at 00:04Comments(4)ボランティア