2012年01月23日

写真洗浄ボランティア


福岡被災地前進支援さんが主催する写真洗浄ボランティアに参加しました。(写真はプライバシー保護の観点から、本人たち以外は判別できないだろう、という程度に縮小しています)

今まで、義援金を(少し)寄付したことはありますが、具体的な活動に参加したことはありませんでした。
福岡にいると出来ることも限られ、機会も少ないなか、facebookから写真洗浄ボランティアのお誘いを受けました。
実際に身体を動かして私に出来ることがあれば、と思い参加することにしました。


宮城県仙台市若林区の写真を担当しました。


上の写真が震災前、下が震災後の上空写真。2枚ともカラー写真ですが、震災後の写真は土砂をかぶりセピア色の景色に変わっています。


班ごとに担当のスタッフがついて洗浄の仕方をおしえてくれます。
基本的に汚れてもいい服装で行きますが、エプロン、ゴム手袋、マスクは支給されました。思ったほど、服は汚れませんでした。


まず、裏の泥をキッチンペーパーでふき取ります。


そして、歯ブラシや綿棒、刷毛、割り箸、キッチンペーパーなどを使い、丁寧に泥を除去していきます。
完全にインクが滲んで復元不可能なものから、泥を除去すれば顔が判別できるようになるものもあり、アルバムごと、ページごとに状態が違います。

ここまでかな、というところまで作業しますが、1枚1時間以上かかる場合もあります。
顔が判別できなかったり、修復不可能というものは、供養にまわされるそうです。


心を込めて丁寧に洗浄させてもらいました。

とても根気がいる作業です。
割り箸の先で1mmほどの泥をこすり落とすのですが、そっとしないと下のインクがはげてしまいます。
優しく、丁寧に、なぜこの作業をしているのか、考えながら進めて行きます。
細かい作業が苦手な方もおられるでしょうが、一番大切なのは優しさかもしれません。

もともと、赤ちゃんを亡くした母親がせめて写真をと探し始めたことが(これも胸が締め付けられる話)、このボランティアの始まりだそうです。
私が担当したのは、10年ほど前のものと思われる、家族や親せきの集まりが多く写ったアルバム。
もし、この写真が持ち主の元に帰ることが出来たなら、被災地で不自由な思いをしている人の心を少しでも和ませることができるでしょうか?

初めて泥だらけのアルバム見たときは衝撃的でした。
当たり前と信じて疑わなかった日々の営みがある日突然、泥の中に埋もれてしまったのです。
人生の重みが渦となって押し寄せてきて、涙が出てきました。

震災が起こらなければ関わることのなかったこの家族。
私との人生の関わりが、このようなかたちとは悲しすぎます・・・。

今回届けられたアルバムのなかには、亡くなった可能性のある人もいます。
私が担当した写真は、持ち主のもとに帰るのだろうか?
誰かを少しでも笑顔にすることができるだろうか?
私のしていることは、ひょっとするとエゴではないのか?
自問自答しながら作業を進めて行きました。

泥だらけのアルバムが語るものは大きかったです。
それは、福岡にいながらにして、被災地の状況を肌で感じることが出来る貴重な体験でした。

残念ながら午後から会社で作業があったため、午前中のみの参加でした。
またこのような機会があれば参加させてもらおうと思います。

写真洗浄に特別な技術はいりません。「気持ち」が大切です。
しかし、自分が洗浄した写真が持ち主のもとへ帰り、喜んでもらえる保証はありません。

ただ、震災を肌で感じることが出来る貴重な機会ですし、それはとても意義のあることです。
この支援の目的はそこにもある、ということを、このイベントに呼びかけてくださった冷川さんにも言われました。
このような体験が出来るきっかけを与えてくれた冷川さんに感謝です。

冒頭にも書きましたが、福岡でできる支援は限られます。
今まで気になっていたけどきっかけや機会がなかった方、寄付金の支援ではなく、実際に身体を動かす方が性にあってるという方など、一度参加してみたいと思う方は、こちらのサイトを定期的にチェックしてみてください。
福岡被災地前進支援

私も、ブログなどを通じて情報を発信できたらと思います。







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この記事へのコメント
初めまして☆文章からも感じましたが、震災の恐怖や苦しさや哀しみ・・・等、色んな人の想いがたくさん詰まってるのを実際感じながらの細かい作業は、私達には想像できないくらい大変なことだったろうと思います(><)
でもたった一枚の写真でも救われる人がいる・・・素晴らしいボランティア活動ですね☆
Posted by T&F(ふうちゃんママ)☆ at 2012年01月23日 02:05
>T&F(ふうちゃんママ)☆さん
初めまして!コメントありがとうございます☆

そうですね、根気のいる作業ですが今も不自由な暮らしを続けている人たちを思えば、なんでもない気もします。
貴重な経験でした!
Posted by つこつこ at 2012年01月23日 09:59
貴重な体験をされたんですね☆
読んでて、涙出そうになりました。
つこさんが担当された写真が持ち主の方の所に無事に帰れるといいですね☆
Posted by ウッパー☆ at 2012年01月25日 09:04
>ウッパー☆さん
コメントありがとうございます☆
そうですね。
まさか、こんな感情がわき上がってくるとは思いもしませんでした。本当に貴重な経験だったと思います。
私の感じたことが読んでくださったかたに少しでも伝わるといいのですけど^^
Posted by つこ at 2012年01月27日 00:14
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