使ってはいけない言葉

つこ

2010年02月01日 17:04

その国の文化を知らないと、困ったことが起きる事もあります。
今日は文化の違いのお話しなどを書いてみたいと思います。

良く聞く話しで、日本の「こっち来て」のジェスチャーで招き猫のように手首を上下に降る動作…。
これは、アメリカなどでは「あっちへ行け」になってしまいます。

では、どうすればいいのかというと、手のひらを自分の方に、指は上方向に向けて手首をもしくは指先を自分の方へ、クイクイッと動かすジェスチャーになります。

ちょうどこの前テレビで、船で遭難した方が偶然通りかかった外国船に「おぉ~い、こっち来てくれ~」と力いっぱい手招きしたら、向こうは「ごきげんよう~」か何かと勘違いして、手を振り返されてどこかに行ってしまった…、という話がありました。

その方は奇跡的に命は助かったものの、時には知らないと命にかかわるかも!?


語学学校の授業では、コミュニケーションのとり方のクラスがありました。
ちょっと興味深いですよね。

人と話す時の距離感や、(このくらいの距離だと人に威圧感をあたえない、真正面で話さない…など)、人にお願い事をした時は、その後2度も3度も頼まない(恐らく人ばかり頼らずに自立するようにという意味合いかと)。

パーティに誘ったときに返事が「OK!」だったら恐らくその人は来るが、「あ~OK…」という感じであれば、恐らく来ないでしょう、といったもの。
↑び微妙…( ̄Д ̄;
これ難しいですよね…


この授業にはちゃんとイラスト付きのテキストブックがあるんですよ。
アメリカには色々な国からの生徒がやってきます。
お国が違えばコミュニケーションのとり方も変わってきます。

とても興味深い授業でした^^


そうそう、使ってはいけない禁止ワードの授業もありました。
日本人にしてみれば、その言葉の持つ意味合いの強さなど分かりません。
「聞くことはあるかもしれないから教えるけど、使わない方がいい」言葉などを教えてもらいました。

この授業は、ノートをとるべきか、どうなのか迷った記憶が(^^;)

授業内容は割愛します(笑)
(ていうか良く覚えてない)

ちょっと変なお話なのですが、ある日こんな事がありました。
前方からぶつぶつ言いながら歩いてくる年配の女性がいました。
狭い通路をすれ違いざまに、私に向けて?Fワードが聞こえたのです!

学校に着いて、学校のレセプショニスト兼先生であるジョージに、
今こんな事があった!こんな事言われたんだよ!!(≧ヘ≦)と言いました。

するとジョージが、
「What!?今、何て言った!?」
「え、だから『(Fワード)』をすれ違いざまに言われて…」
「Oh…, 君はいい子だと思っていたのに(ハァ~)」
「いやいやΣ(^∇^;)、私が言ったんじゃなくて…」
ここでため息をつきながら部屋の奥へ行ってしまったジョージ。
すると綿棒で耳を掃除しながら再登場しヨシッと気合いを入れなおして、
「OK、もう一度言ってくれるかな」

ジョージはジョークが大好きな人だったので、面白いリアクションが返ってきましたが、それほど強くてNGな言葉、という事ですね^^;

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