バスとオレゴニアン
前回に引き続きバスのお話です。
ポートランドの市バスはバスの先頭部分から乗り込み、先にお金を払ってドライバーさんからチケットを受け取ります。
バスのチケット。
見えづらいのですが上の方が破れているのが分かりますか?
その下の数字が時間になっていて、その時間までこのチケットは有効です。
ただしドライバーさんによって破き方がマチマチで30分程誤差が出たりします。
とてもおおらかです。
おおらかと言えば、一度料金を支払う機会が壊れていたので、「今日は無料でいいわよ」という日がありましたΣ(・□・ノ)ノ
いいんですかっ
アメリカ来て間もないころ一人でステイ先にバスに乗って帰らなければならず不安でいっぱいだった頃。
一応、行先は伝えていたものの、不安オーラ全開だったらしく、乗客の方が「この辺じゃないの~」という事をドライバーさんにあーだこーだ言ってくれていたようで、停留所ではないステイ先の家の前で停まってくれた事があります;
時には、バスの路線から大きく外れたところまで送ってくれた事も。
まだ来たばかりだったし、オレゴニアンはなんて親切なんだ~と感激しました。
とっても融通をきかせてくれるくれるバスドライバーさんに感激する反面驚く事もあります。
ある日、停留所ではない場所で停まって目の前のお店に入って行ってしまったドライバーさん。
「何事!?」と思ったらレンタルDVDを返しに行って、ついでに自分のランチを買って戻ってきたのでした…Σ(・□・;)ノノ
それで、乗客も怒るわけでもなく、普通に待っています。
乗客と目があったら「しょうがないね」という感じでフフッと肩をすくめていました。
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