つこ漫遊記

民族衣装を着た民族村のお姉さん。


雲南省は中国の最西南部にあり、ベトナム、ラオス、ミャンマーの国境と接しています。



雲南省は一番少数民族が多い省で、3分の1は少数民族です。


現地の方の話によると、中国にいる55種類の少数民族のうち25種類がこの雲南省にいるとの事。
交通の便が悪いへき地だったので、彼らの文化が守られました。


上海に比べると、雲南省はあたたかくてのんびりした人が多いそうです。


暖かい気候が、そうさせるのでしょうね。

車の運転も、上海や桂林は荒いけど、このあたりは穏やかなんだそうです。

まだロバさんが道路を走って荷物を運んでいました。

今、中国もマイカー時代に入ったそうですが、ナンバープレートを取得するのは安い自動車を買うより高いんです
自動車の制限のためだそうですが…。
確かに上海もすでに交通渋滞がすごいです。

昔は彼ら少数民族は漢民族に遠慮をしていたそうですが、今は国の優遇策で少数民族であるという事に誇りを持っているそうです。

刺繍を施した色とりどりの民族衣装。

衣装だけでもかなり見応えがあります楽しい～

雲南省は、動植物の王国と言われており、とくに高山植物の宝庫。
高山植物が見られるの季節になると、日本からも、観光がてらピクニックに訪れる人もいます。
金属王国とも呼ばれ鉱物資源も豊富です。

郊外にはスパや温泉も多く、雲南省には見どころがたくさん。

そして、ここ雲南省にはチベット仏教の聖地で前人未到の「梅里雪山(6740M)」があります。
なぜ、いまだかつて誰も登頂していないのか？

それは神の山だからだそうです


今回私たちは、上海から昆明へと飛びました。
昆明は、一年を通して春の様な温暖な気候で「春城」とも呼ばれています。

海抜約1800Mでマラソンのトレーニングなどで訪れるアスリートもいます。

ピンボケは演出ですよw
(ウソです。)


今年は100年ぶりの干ばつと言ってましたが、帰国直後、空港の滑走路が干ばつで陥没したというニュースを聞いてびっくり(＠_＠;)
間一髪でしたね…。

まだ無事の空港。



～つづく～